空と君と

  

あれからどれくらい 経ったのだろう
日常は少しずつ 表情(かお)を変えていた

二人で 眺めた雲は
今もどこかで変わらず 浮かんでるだろう

空を見上げてみたんだ
何か見えるわけじゃないけれど
君を想っている この瞬間が
何よりも 好きなんだ

人は誰もみな 悲しむことあって
それでも 人に支えられ助けられ

悲しみは もう癒えたから
想い出を胸に秘め 歩き出したよ

空を眺めていたい
何か見えなくても それでいい
遥か遠くに 溶け込んだ君が
いつまでも 笑ってるから

今もまだ 伝えたいことが
ありがとう それだけを
ただ ありがとう それだけを
今日も想ってる

空に触れていたい
届かないことも あるけれど
君がそこにいるから迷わない
ずっと歩いていけるよ
君を想っている この瞬間が
何よりも 好きなんだ